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山その9:大普賢岳・楽しかった帰りこそ

大普賢岳(奈良県)を見上げる所に、山の故人を偲ぶプレートが掲げられていた。

ポイント名の表示だと思って、コースタイムの記録のために写真を撮る癖

撮った後で、読んで分かった。

ここでお亡くなりになられた方がいるんですね。

ご冥福をお祈りして、心の中で挨拶した。P2040022_2 

節分も過ぎ、暦の中では冬から春に向かい始める。

昨日行った大普賢岳(奈良県)往復。

「13時で引き返す」と言われていた。

トレースなし

梯子も雪で埋まっている。

頂上に着く前に「タイムオーバー。引き返そうか」と言われたら嫌だと先へ心が急く。

しかし、しんどくなって速度が落ちる。

トップを代わって貰う

大半を北鎌の相棒さんに任せしてしまった。

下山後、立ち寄った和佐又フュッテで「何処まで行けましたか?」と聞かれた。

「頂上まで行って来たました」と報告すると

「それなら明日は頂上に多くの人が行けるでしょう」と話された。

和佐又~大普賢岳~七曜岳~無双洞~和佐又

このコースはとても人気があります。

私はこのコースをくるりと周遊したことがありません。

しかし七曜も大普賢もピークは踏んだことがあります。

初めて行ったのは雪の2月でした。3月だったかな?

結局25年ぶりに雪の小普賢~大普賢に行って来ましたが、

今まであえて避けてきた 理由は昔、滑落した遭難に出会ったからでした。

近年、登山ブーム

遭難も増えていると聞きます。

気をつけるポイントがいくつかあるので

前にも書いたことがあるが

こんなことが昔もあったと・・・ここに書いておきますね。

今回行ってみて思ったのは、当時よりも当たり前ですが整備されていたことでしょうか。

雪が深いこの季節

今日天気がいいし土曜日だから

多くの人が頂上まで行ったことでしょう。

昨日は登りの時間帯は梯子も鎖も雪に埋まっていましたが

帰る時間になると自分たちがつけたふみ跡と自分たちで雪を落としたお陰で

ところどころで見えやすくなった梯子や鎖は下りやすくなっていました。

随分多くのステップを北鎌の相棒さんがピッケルで切ってくれたりして整備しながら下ってくれたので

更に安心でした。

鉄の手すりよりも深く積もった雪の山

凍った底にサラサラの新雪が厚く積もる

団子になる雪の塊

踏み抜いたつぼ足

トラバースの連続

どれもこれも滑落のチャンスが延々と続く。

緊張感がいい。

しかし、その緊張感は私にとって相当トラウマ。

昔、滑落したのは他のパーティーの若い女性だった。

私たちは何処かの頂上で昼食を食べた。

七曜頂上まで行ったような記憶があったが何だか違うかも・・・・

時間切れで引き返して来た私たちは、下山途中に呼びに来られた人に事故を聞いた。

案内されて登山道から谷に下って倒れていた場所までいった。

谷の斜面に滑落したものの、大きな目立った流血の外傷はなかった。

(骨折されていたのかな、リハビリとかされるという話を耳にしたことがあったから。)

落ちた当初は意識はなかったらしい。

下ってその方の側に行った時には、話できていた。

ザイル、テープ、持っていた装備を供出した。

周囲の木を切って担架にその人を寝かしてグルグル固定して急な斜面を

一歩上がっては下ろし、一歩上がっては下ろして登山道まで上がった。

私はそばについて上がっただけですし、何にもできませんが。

私たちのパーティーは30男1名・20男2名の計4人でした。

事故パーティーの方も男性4人くらいいたでしょうか。

斜面を登山道まであげることが出来ても

梯子は担架では下ろせなかった。

コルで捜索隊を待った。

あいまいな記憶だが捜索隊が到着したのは、深夜0時前後だった。

下山後家に送ってもらった時には6時だったか7時だったか・・・・。

「楽しい盛り」当時の私は、そんなに言われていた。

そんな時期が一番事故起こしやすいとも言われていた。

当時を戒めてくれた貴重なその日の出来事でした。

よく言われることですが

下り・帰りに事故が多い

山行のご無事をheart04

山行く

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